10年程前、自身の結婚を機に、老後の両親の生活を考慮して、40坪と狭い土地に家庭用エレベータ付き注文住宅を建てました。同じタイミングで弟も結婚することになり、二世帯で両親の老後の面倒を看ようということになり、両親、弟夫婦、姉(私)夫婦の3世帯住宅を建てました。当初は、各家庭の地震に強い耐震住宅がいいとか間取りはどうだなどの希望を取り入れることが大変で、ハウスメーカーとの協議を何度も重ねました。老後を気遣って、出来る限りバリアフリーの部材を導入しました。完成後、念願叶って入居したわけですが、同じタイミングで、実母がアルツハイマーを発症。こうなると介護がつきまといますが、言葉は悪いですが、グットタイミングというか。。。
3世帯住宅の構造は、玄関1つで、各世帯をフロアごとに分かれています。このことが幸いして、実母の介護の手伝いにあたり建物から出ることなく家族が自由に移動できる作りにして良かったと思っています。また、エレベータを付けたことも大正解。我が家は江ノ島に近いこともあり、両親には3階のフロアで景色よく過ごしてもらいたいと思っていたのですが、実母は病気の影響で足腰が悪く、移動にも一苦労。年間のメンテナンス費がある程度かかるものの、家庭用エレベータのお陰で助かっています。